このたび6月15日よりAV機器レンタル業界初導入となるANALOG WAY社製マルチスクリーンスイッチャー「Aquilon AQL-RS2」の取扱いを開始いたしました。
ハイパワー&ハイパフォーマンス
Aquilon AQL-RS2はこの1台で4Kを超えて、例えば「8系統の4K60p出力」や「2系統の8K60p出力」も扱うことができる超高解像度対応スイッチャーです。
すべてのINPUTとOUTPUTが4K@60pに対応しており、これまで4K対応スイッチャー複数台を使用してきた8K映像を1台で扱うことが可能です。出力は8K60P出力は2系統、4K60Pであれば8系統まで対応することができます。
※当社所有AQL-RS2のINPUTはHDMI2.0カード×2、12G-SDIカード×2の特別仕様となっております。
「8K」+「2K×2」を1台で対応
たとえば、当社が以前ご依頼いただいた幅10m×高さ5mのカーブスクリーンに8K映像を投影し、スクリーン上と両サイドの紗幕に2Kでマッピングするという演出内容の場合。以前は【8K映像用スイッチャー×4台】と【2Kマッピング用スイッチャー2台】のシステム構成でしたが、AQL-RS2は1台のみですべての映像処理が可能です。
カーブスクリーンとにらめっこで調整中。
ぴっちり調整完了です!
この時の映像機器は、カーブスクリーンの8K映像はPT-RQ32KJ×4台でエッジブレンディング、紗幕マッピング2K×2はPT-RZ31KJ×2台にて投影されました。このプロジェクターたちが投影する各映像処理をAQL-RS2 1台で対応したと思うと、なんともパワフルなスイッチャーですね。
ますます身近な存在になりつつある8K映像は、これからあらゆるシーンでその活躍の場を広げていくことでしょう。投影用の機器たちだけでなく、映像素材そのものを作るためのカメラをはじめとするさまざまな機器においても進化が加速しています。これからさらなるステージングや映像演出に出会えるのがとても楽しみですね。
超高解像度映像を取り入れた演出やシステム構成・機材選定など、ぜひお気軽にご相談ください。