重要なスピーチを一言一句間違いなく発表したい時。暗記をするのが大変なくらいスピーチが長い時。目線を下げずに自然なアイコンタクトでスピーチをしたい時。
そんな時は、プロンプターシステムを導入することをおすすめします。
最近では各国の首脳挨拶や演説で使用される機会も多くなったプロンプター。メディアで見かけて、すでにプロンプターがどのようなものかをご存知の方も多いかもしれません。
スピーチの説得力・伝達力を上げて重要なスピーチを成功させるためにも、ぜひプロンプターを上手に取り入れましょう!
そもそもプロンプターはどんなシステム?
もともとはお芝居などで役者の台詞が詰まってしまったときに、陰からそっと台詞を教えてくれるサポート役の人を「プロンプター」と呼んでいました。そして、現在では人に代わって台詞のサポートをしてくれる機器が「プロンプターシステム」と呼ばれています。
仕組みを簡単に説明すると 「半透明の鏡にカンペを表示させる装置」 です。スピーチ原稿をモニターに表示、それを「ハーフミラー」と呼ばれる半透明の鏡に反射させて読み取ります。
ハーフミラーの見た目はほぼ透明でとても反射性が高いので、オーディエンス側からは、演台横にただ透明のガラスが置かれているように見えます。このハーフミラーを発表者の視線上に設置することで、視線を落とすことなくスピーチ原稿を読み続ける事が出来ます。
ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、「反射させる」ということは、【モニターの映像は左右反転】している必要がありますね。スピーチ原稿をどうやって反転させたらいいのかな。。。とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください。プロンプターシステムの専用モニターにはこの反転表示機能が搭載されているので、原稿の準備段階で左右を反転しておく必要はありません。
また、プロンプターはその他にも・・・
- テキストデータを白黒反転させ黒バックに白文字を表示
- より読みやすいフォントや文字サイズに変更
- スピーチ原稿の自動送りとスピードコントロール
など、発表者をサポートする機能を多数備えています。
プロンプター導入のメリット
それでは、プロンプターシステムを導入することで、どのような効果があるのでしょうか?
- 手元のスピーチ原稿に目を落とし「読み上げる」ことなく、オーディエンス側へしっかり目を向けて「伝える」ことができる。
- オーディエンスへ違和感なく、堂々としたスピーチスタイルを演出することができる。
- 視線上に原稿が表示されることで、スピーチ中に安心感を得ることができる。
何はともあれ、「ただ原稿を読んでいるだけ」という印象ではなく、聴衆に向けて力強くメッセージを発信する印象を演出できるのがプロンプターの最大のメリットと言えるでしょう。政治家によるスピーチだけでなく、企業の株主総会や製品発表会、国際会議や大型コンベンションでも導入頻度が上がっている理由はそこにあるのかもしれませんね。
当社のプロンプターシステムをご紹介
さまざまなイベントでご利用いただいている当社プロンプターの特徴をご紹介します。
- 高性能ハーフミラー:反射率も透明度もともに高いハーフミラーにより、原稿文字がくっきりと見やすく表示され、ガラス越しでも演者の顔をはっきり見ることができます。
- 設置高さが調整可能なモニター:原稿表示用のモニターは設置する高さにより、反射映像の見え方やプロンプター自体の存在感も変わります。スピーチのシチュエーションやステージ演出、発表者の要望などに合わせて柔軟に高さを調整できます。
- 原稿送り専用コントローラーにより、最適なスピーチスピードで送出速度のコントロールが可能です。
- シングルタイプ(ハーフミラー1面タイプ)、デュアルタイプ(ハーフミラー2面タイプ)よりお選びいただけます。
当社は、プロンプターシステムだけでなく、大型コンベンションや国際会議、医学会、株主総会などで使用される大型映像や中継・収録、WEB配信といった会議で使用するあらゆる機器やシステムに精通したプロフェッショナルです。会議・イベントの運営や専門機器に関することで疑問・お困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。