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2018.04.06

SUPER LIVE VIEWING【VISIONS-TGC】|世界初12Kワイド映像伝送



シネ・フォーカスは、2018年3月31日に行われたライブビューイングイベント「VISIONS – “TOKYO GIRLS COLLECTION 2018 SPRING/SUMMER” powered by Kirari! 」に協力企業として参加しました。

このイベントは同日に横浜アリーナで開催された「第26回 東京ガールズコレクション2018 SPRING/SUMMER」の模様を表参道ヒルズ内にあるイベントホール「スペースオー」へリアルタイム中継したもので、NTTのイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」によって世界初となる12Kワイド映像の伝送を実現しました。

メインコンテンツの投影は4K対応プロジェクター3台を使用

 
■メインスクリーン




会場には横幅12.8mの大型曲面スクリーンが設置され、当社が保有する4K対応プロジェクター3台を使用して映像を投影しました。




Panasonic PT-RQ13KJ:3Chip DLP/4K対応/10,000ルーメン


今回使用した3チップDLPプロジェクター「PT-RQ13KJ」は、Panasonic独自の「クワッドピクセルドライブ」技術により5,120×3,200ピクセル相当の表示能力を持ちます。

さらに、高性能な本体ブレンディング機能によってシームレスな超ワイド映像を従来よりも短時間で構成することができます。映像と映像の境界部分(のりしろ)を極限まで目立たせないよう、当社のエンジニアが入念に仕上げの調整を行いました。RGBだけでなく、中間色や黒レベルもコントロールできる優れた調整機能があることもこの機種の特長です。


■サブスクリーン



メインスクリーンの両サイドには縦型の透過スクリーンが左右4面ずつ配置されました。ランウェイを歩くモデルの姿を等身大で表示したほか、メインスクリーンと同系統のCGを展開し全体のスケール感を高めたり、タイトルや上演時間を表示したりするなど、補助的な情報メディアとしても活用されました。

限られたスペースで背面からプロジェクターで映像を投写するため、投写距離が極めて短いEPSONのゼロオフセットレンズと、高輝度でコンパクトな液晶プロジェクターEB-L1000シリーズのモデルを使用しました。


EPSON EB-L1405U : 3Chip LCD/8,000ルーメン


進化を続けるNTTの「Kirari!」とは

「Kirari!」は、これまでに高い臨場感を持つ空間の再現を目指してNTTが開発を進める映像/音声/伝送を包括する技術で、近い将来、スポーツや芸能、音楽などの様々な分野で応用が可能な最先端テクノロジーとして注目されています。

複数台の4Kカメラで撮影された映像をリアルタイムに合成したり、高品位な通信回線によって映像と音声を低遅延で同期伝送したりすることで、遠く離れた場所に超高臨場な空間を再現できるシステムです。


【 関連リンク 】
「Kirari!」の技術的特長については、以下の関連ページ(外部サイト)をご覧ください。

■Kirari!について NTT持株会社 ニュースリリース / 2018年2月19日

https://group.ntt/jp/newsrelease/2018/02/19/180219b.html

(イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」の研究開発が進展)


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